第20条:スクラム

20.1 (f)
8人で組むスクラムにおいては、必ず3-4-1のフォーメーションで組み、最後尾に1人(通常はナンバーエイト)がロックの間に組んで押す。ロックは、頭がフッカーの身体の両側に位置するような状態でお互いにバインドしていなければならない。
例外:いずれのチームも、プレーヤーが揃えられない、フォワードプレーヤーが不正なプレーによって退場または一時的退出した、あるいは負傷によって退出したために、適切に訓練されたプレーヤーを8名スクラムに揃えることができない場合、スクラムの参加人数を8名より少なくしなければならない。
この例外も含め、双方それぞれ少なくとも5名はスクラムに参加しなければならない。
一方のチームが完全には揃わない場合、以下のような構成でスクラムを組まなければならない。
一方のチームのフォワードプレーヤーが1名足りない場合には、双方のスクラムを3-4フォーメーションにする。(ナンバーエイトなし)
一方のチームのフォワードプレーヤーが2名足りない場合には、双方のスクラムを3-2-1フォーメーションにする。(両フランカーなし)
一方のチームのフォワードプレーヤーが3名足りない場合には、双方のスクラムを3-2フォーメーションにする。(フロントロー・ロックのみ)
通常のスクラムが行われている場合、3人のフロントローと2人のロックのポジションはこれらのポジションに対して適切な訓練をされたプレーヤーでなければならない。
しかし、3人のフロントローおよび2人のロックのポジションに関して、一方のチームが、
• プレーヤーを揃えられない場合
• 負傷または不正なプレーによる退場が理由で適切に訓練された交替選手を補充できない場合
には、レフリーはノンコンテストスクラムを命じなければならない。
ノンコンテストスクラムにおいては、
• ボールを取り合わない
• ボール投入側が必ずボールを獲得する
• 双方ともスクラムを押してはならない。

(注) 国内高専・高校以下用:但し、本項目に関しては国内での各大会において特別規定が適用されることがある。

20.9 (j)
スクラムを1.5メートル以上押した場合:スクラムを相手ゴールラインに向かって1.5メートル以上押すことは反則である。
罰:フリーキック

20.9 (k)
スクラムからのボール出し:ひとたび、ボールを獲得し、スクラムの後方でコントロールすることができたら、意図的にボールをスクラム内にとどめてはならない。
罰:フリーキック

20.11 (a)
スクラムのホイール:スクラムを故意に回転させてはならない。
罰:ペナルティキック
スクラムが45度以上回転した場合には、レフリーはプレーを止めなければならない。回転が故意でない場合には、スクラムが止まった地点でもう一度スクラムを命じる。同じチームがボールを投入する。